本ページは製品仕様・参考情報の掲載を目的としています。
当社での販売状況・在庫状況を示すものではありません。
工作機械の大型化・高速化に伴う切削油の消費増大という課題に対し、ミヤノの「ユトラー」シリーズは、切粉の破砕から脱油までを全自動で行い、資源の有効活用と工場環境の整備を同時に実現する画期的な自動切粉処理システムです。

📄 [PDF資料] 仕様・製品情報
ユトラーシリーズの主な特長
ユトラー100/300(自動切粉脱油機)
- 高い脱油能力: 残油率は2〜5%と非常に効率が良く、切削油の回収率を劇的に向上させます。
- コンパクト設計: スペースをとらない設計で、据付は「ポンと置くだけ」で完了します。
- 操作性と安全: 切粉を投入するだけで自動脱油でき、ホッパーの背が低いため投入作業も容易です。
- 環境への配慮: 振動や騒音が少ないサイレント設計を採用しています。
ユトラー300-P(自動切粉処理装置)
- 本格クラッシャー搭載: 故障の少ないハンマー方式のチップクラッシャーを搭載し、長い切粉も強力に破砕します。
- 安定した自動処理: 脱油機への切粉投入は定量方式で行われるため、安定した処理が可能です。
- 容易なメンテナンス: クラッシャーは手軽に分解できるプロビルド構造で、保守保全が容易です。
カセットシリーズ(オンラインシステム対応)
- 生産ラインへの組み込み: チップフィーダー、コンベアー、セパレーター、オイルタンクなどを一体化した全自動装置です。
- 多様なニーズに対応: 長さ50mm以下の切粉に適した「1000-C」と、破砕から脱油まで行う「1000-P」が用意されています。
主要諸元(スペック表)
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項目
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ユトラー100
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ユトラー300
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ユトラー100-P
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ユトラー300-P
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カセット1000-C
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カセット1000-P
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|---|---|---|---|---|---|---|
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切粉処理能力
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100 ℓ/時
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300 ℓ/時
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100 ℓ/時
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300 ℓ/時
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300 ℓ/時
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300 ℓ/時
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残油率
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2〜5%
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2〜5%
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2〜5%
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2〜5%
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2〜5%
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2〜5%
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バスケット径
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φ200mm
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φ300mm
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φ200mm
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φ300mm
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φ300mm
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φ300mm
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バスケット回転速度
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2,200rpm
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1,800rpm
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2,200rpm
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1,800rpm
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1,800rpm
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1,800rpm
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ホッパー容量
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60 ℓ
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200 ℓ
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90 ℓ
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230 ℓ
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300 ℓ
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600 ℓ
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電動機(クラッシャー)
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—
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—
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3.7kW
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5.5kW
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—
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18.5kW
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所要床面積 (mm)
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1,300×670
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2,100×900
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1,600×2,100
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2,000×2,500
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5,400×1,825
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5,500×5,200
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重量
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490kg
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1,100kg
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1,330kg
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2,300kg
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2,200kg
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8,200kg
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導入によるコスト削減効果
ユトラーシリーズを導入することで、廃棄されていた切粉から切削油を効率的に回収できます。例えば、黄銅の切粉を1日約4,800kg処理する場合、年間で約2,925万円もの節約が可能になる試算もあります(※稼働条件による)。
豊富なオプション
用途に合わせて以下のオプションを追加し、システムを最適化できます。
- チップコンベアー: 排出された切粉を自動移送。
- オイルタンク(濾過装置付): 回収した油の不純物を除去し、再利用を促進。
- マグネットセパレーター: 鉄の細かい切粉を効率よく回収。
- 台車反転装置: ホッパーへの切粉投入を省力化。

